チャットレディは、ストーカー被害に遭いやすいお仕事なので
気をつける必要があります。
この記事では、安全にチャットレディのお仕事をするために、
ストーカー被害対策の知識や方法、被害に遭った時の対処法をお伝えします。
チャットレディがストーカー被害に遭いやすい理由とは?
チャットレディは、色恋営業をすることもありますよね。
ライブチャットで遊ぶ男性は女性慣れしていない人も多く、
色恋営業を擬似恋愛と受け取れずに
本当に好かれていると勘違いされてしまうこともよくあります。
お金を使えば使うほど女の子に対する思い入れも強くなり、
「こんなにお金を使ったのにリアルで会えない…」と、不満を募らせていきます。
そこでいきなり拒否設定やブロックをしたり、冷たくあしらってしまうと
今度は逆上して、様々な嫌がらせにエスカレートしていきます。
このようにして、ストーカーは誕生していきます。
チャットレディのストーカー被害例と手口
では、具体的にどのような嫌がらせなどをするのか?
ここでは、その一例を挙げてみます。
- ライブチャットのプロフィール画像をスクショして、Googleで画像検索をする
- プライベートのSNS(TwitterやInstagram、TikTokなど)のアカウントを探し出す
- 鍵がついてない他アカウントからの返信をすべて読み、さらに個人情報を探る
- 本名が分かった場合、Facebookのアカウントを探し出す
- 画像の景色から、Googleストリートビューなどで場所を特定する
- リアルなストーカーに発展
- 匿名掲示板に個人情報や根も葉もない噂、誹謗中傷を書き込む
- 動画やキャプチャを流出させる
- 常にSNSを監視する
- 個人情報を握っていることをだしにして、様々な脅迫をされる
とても恐ろしいですね。・゚・(ノД`)・゚・。
チャットレディのストーカー対策!お仕事中に気をつけることは?
ネットストーカー被害対策方法は
普段からほんのちょっとしたことを心掛けるだけなので、とても簡単です。
個人情報は絶対に話さない
個人情報は、絶対に客に話さないようにしましょう。
例えば
・本名
・住所
・勤務先、学校名
・最寄駅
・よく行くお店 など
きかれても適当に交わすか、嘘の設定をあらかじめ考えておきましょう。
気をつけるべき質問
ストーカー気質の客は
・「どこの近くに住んでいる?」
・「コンビニまで家から何分?」
・「学校はどのへん?」
などの質問をしてきます。
大体の地域の予想がついたら、
待ち伏せをして尾行すればあなたの自宅が分かってしまいます。
このトラップには引っかからないように十分注意しましょう。
チャットレディが普段から気をつけるべきことは?
エゴサすることも大切
ちょっと怪しいかも…と思ったら、
すぐに本名、家族の名前、サイト名+自分のニックネームなどを検索して
SNSや匿名掲示板に個人情報が晒されていないか定期的にチェックしましょう。
SNSなどのプライバシー設定の徹底
チャットレディのお仕事をしている期間は、
なるべくプライベートのSNSは何もやらないのが安全です。
鍵をかけておいても裏垢が流出してしまう芸能人もいるので、
「読まれて困る内容や個人情報をネット上には一切投稿しない」というのが理想です。
またTwitterやInstagram・TikTokなどは、
スマホの「連絡先」と同期されないように設定をしておいてください。
Facebookは、検索しても本名が引っかからないようにアルファベットに名前を変更したり
鍵をかけておいて、出身校・出身地・元職場などが誰にでも読める状態になっていないかを確認しておいて下さい。
友達と写真を撮らない
プライベートで友達と遊ぶ時は、一緒に写真を撮ると
友達が勝手にSNSに写真をアップしてしまう可能性があります。
「どうしてもネットに載せてほしくない事情がある」と、予め伝えておくと安心です。
チャットレディがストーカーの被害に遭った時の対処法
まずは相談
最初は
・「私の勘違いかも…」
・「自意識過剰?」
と我慢してしまいがちですが、
少しでも「おかしいな」と感じたら、1人で抱え込まずに周りの人に相談して下さい。
証拠を残す
警察は証拠がないと、簡単には動いてくれません。
画面をスクショをするなど証拠を残しておくことが大切になります。
掲示板に個人情報や誹謗中傷を書かれた場合
まずは掲示板の管理者や掲示板を運営しているプロバイダ等に
掲示文の削除や掲載の停止などについて依頼、または相談をしてください。
名誉毀損された場合
個人情報や悪口など、書き込み内容が名誉毀損されたと考えられる場合は、
弁護士等に損害賠償請求を相談するなど法的手続も検討してみてください。
法テラスやNPO法人なら無料で相談することも可能です。
犯人を特定したい場合
損害賠償請求等のため必要であれば、
掲示板管理者やプロバイダ等にその行為を行った者に関する情報
(氏名、住所、電子メールアドレス、IPアドレス及び掲載日時)を開示してもらうよう請求することもできます。
また、かなりお金がかかるかもしれませんが
どうしても犯人を特定したいならば、弁護士や探偵事務所に依頼するという方法もあります。
リアルでストーカーをされた場合
最寄りの警察署、または警視庁総合相談センターへ相談してください。
犯行予告をされた場合
「◯日に◯◯で刺す」などが書かれた場合は、すぐに110番してください。
まとめ
「チャットレディは危険」というイメージをお持ちの方はとても多いと思います。
しかし、どんな危険性があるのか?ということをきちんと知って、
日頃からリスク対策を行えば、安全にお仕事をすることができます。
自分の身は、自分で守りましょう。