税金はなるべく抑えたいものですよね。
ここでは、チャットレディ(個人事業主)の節税対策を分かりやすく紹介します!
チャットレディの節税対策・裏ワザまとめ
白色ではなく、青色申告をする
青色申告をすると、55万円の基礎控除額を受けることができるのでお得になります。
青色申告は難しそう…と思われる方も多いかもしれませんが、
今は会計ソフトがあれば知識がなくても意外と簡単にできますよ。
白色申告⇒青色申告に変更すると、どれくらい得をするか?を
シュミレーションできるサイトもあります。
⇒https://www.freee.co.jp/accounting/individual/tax-simulation/
家賃や光熱費も経費にする
在宅でお仕事をされてる方は、
・家賃
・光熱費
・通信費
などの一部も経費として計上することができます。
プライベートと仕事で使う比率を考えて、按分(あんぶん)計算を行います。
一度決めた後で比率を変えることはなかなかできないので気をつけましょう。
原則、毎月同じ比率で計算を行って下さい。
ふるさと納税をする
ふるさと納税は、寄付金額から2000円を差し引いた全額が
翌年の所得税・住民税から全額が控除される制度です。(寄附金控除が使える)
自己負担2000円で返礼品がもらえるので、家計の節約に役に立ちます。
ふるさと納税のやり方は?
⇒上限額のシミュレーター
②好きな返礼品を選ぶ
美味しい食べ物の他、Refaなどの美容家電や高級スキンケア化粧品を選ぶこともできます。
楽天ふるさと納税、さとふる、ふるさとチョイスなど
色々なサイトがあり、サイトごとに返礼品の種類が異なります。
この時、クレカで支払うとポイントが貯まるのでお得です。
③返礼品と寄付金受領証明書を受け取る
④確定申告する時に金額を記入して、寄付金受領証明書を貼り付ける
医療費控除を使う
医療費控除とは、1年間で10万円(所得合計が200万円までの人は所得額の5%)を超える医療費を支払った場合、
確定申告をすれば税金が戻ってきたり、住民税が安くなる制度です。
「そんなに医療費はかからない…」という方が大半かと思いますが、
歯列矯正は、大人でも医療費控除の対象になることが多くあります💡
見た目を整える目的だと対象になりませんが、
機能的な問題(かみ合わせ)を改善する目的であればOKです。
初回カウンセリングの時に、診断書をもらえるかあらかじめ確認しておきましょう。
付加年金に加入する
付加年金は、毎月400円をを60歳になるまで毎月払うだけで
将来もらえる年金が増やせるという仕組みです。
付加年金の掛け金は全額所得控除の対象となります。
受け取れる付加年金額は、「200円×付加保険料の納付月数」となります。
年金受給が始まれば2年間で元が取れて、
それ以降、長く生きれば生きるほどたくさん年金がもらえてお得になります💡
ただし、デメリットとして年金受給が始まる前に亡くなってしまった場合は無駄になるリスクがあります。
※付加年金に加入できるのは自営業者等の国民年金の第1号被保険者のみです。
専業でチャトレ・メルレをされてる方なら対象になるかと思います。
加入方法は?
5分程度ですぐに手続きは完了します。
iDeCo(確定拠出年金)に加入する
チャットレディは収入も不安定なので、老後など将来のお金も不安ですよね…。
そんな方は、iDeCo(イデコ)がおすすめです。
iDeCoは、掛金を自分で運用して資産形成をする年金制度です。
なんと運用益が非課税で、掛け金の全額が所得控除(小規模企業共済等掛金控除)の対象となるので節税にもなります。
職業によって掛け金の上限は異なりますが、
チャットレディ(個人事業主)の場合は月6.8万円が上限となります。
しかし、iDeCoの掛け金は60歳まで引き出せないというデメリットがあるので、
これから大きな支出が予想される方や、生活に余裕のない方には向いていないといえます。
人によっては、iDeCoよりもつみたてNISAを優先させたほうが良いかもしれません。
※つみたてNISAなら、運用益が非課税でいつでも引き出すことができます。
iDeCoは、
・「長生きするつもり」
・「お金があるとつい使ってしまうから、引き出せないようにしたい」
・「コツコツ老後のお金を貯めていきたい」
という方におすすめです。
iDeCoを始めるには?
②iDeCo口座を開設
③銘柄を選び、買付設定をする
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)などが人気です。
小規模企業共済に加入する
小規模企業共済は、簡単に言うと個人事業主が退職金を積立するようなイメージですね。
掛け金の全額が小規模企業共済等掛金控除の対象となるので、節税対策に役に立ちます。
また貸付制度があるため、病気などでお金に困った時や事業拡大をしたい時に役に立ちます。
しかし、もし6か月未満で辞めてしまうと掛け捨て(お金が返って来ない)のリスクがあります。
また、20年未満で解約すると元本割れのリスクがあります。
そのため、ある程度収入が安定していて
長期的に掛け金を払える人向けかと思います。
「じぶんの積立」で生命保険料控除を受ける
明治安田生命の「じぶんの積立」は、個人事業主の節税保険として大人気です。
じぶんの積立は、一般生命保険料控除の対象となるので節税対策に役に立ちます。
保険料は5年で払込終了、10年で約103%の返戻率となってます。
いつでも解約できて、掛けたお金の全額が戻ってきます。
お金がマイナスになるリスクはありません。
持病があっても加入できます。
ただし、デメリットとして他の保険商品を勧誘されることがあります。
断るのが苦手な方には向いていません。
また途中で解約はできますが、積立金額を減らすなどの変更はできません。
解約すると、3年間は新規契約ができなくなります。
法人化する
個人事業主は、所得が増えれば増えるほど税金の負担が重くなっていくので
法人化したほうがお得になるケースもあります。
法人化すると、経費の幅が広がるのでより節税しやすくなったり
社会的な信用を得られるのも大きなメリットです。
しかし、法人化すると税理士さんの顧問料も高くなるので
長期的にもっと売上を伸ばしていきたい方向けといえるかもしれません。
法人化のタイミングは悩むところですが、
売上が1,000万円を超えたとき、利益が500万円を超えた時が1つの目安といわれています。
気になる方は、「法人化したほうがお得か?法人化すればいくら節税できるか?」と、
税理士さんに相談してみるのもおすすめです。
チャットレディの節税対策の勉強方法
YouTubeで学ぶ
YouTubeには、税理士さんによる節税に関する動画がたくさんアップされています。
書籍で学ぶ
節税やiDeCo・つみたてNISAなど、
お金に関する本はたくさん出版されています。
Kindle Unlimitedは、月980円でお金に関する本も読み放題なので
かなり知識をつけることができます。
マネーセミナーに参加するのは危険?
お金関連のセミナーは、怪しいものが多く開催されています。
特に、無料のセミナーには裏があります。
高額な金融商品や保険の勧誘をされることがあるので気をつけてください。
知識がないうちは、マネーセミナーに参加しても騙される可能性が高いと心得ておきましょう。
まずは自分でYouTubeの動画で勉強したり、本を読むのが最もおすすめの勉強法です。
FPの資格をとる
FP(ファイナンシャル・プランナー)は、お金の教養が身につく国家資格です。
税金や確定申告の他、社会保険や公的年金、株・投資信託、不動産、相続など
知っていれば、将来的に絶対に役に立つ知識が学べます♪
まとめ
お金関連は、知識をつければつけるほど得をします。
常にアンテナを張って、情報収集をするのが大切だなと実感しています💡
※この記事の情報は、個人の調査によるものです。
法令などの改正、前提事実や個人状況の違いや変化によって、掲載内容と実際の結果が異なってしまう可能性があります。
内容については一切の責任を負いかねます。解釈や実践はご自身の責任で行って下さい。
分からないことがあれば、税理士や税務署など専門家に相談されることを推奨いたします。